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白鳥畳店 静岡市

いぐさの主要品種

い草にもお米と同じようにいくつかの品種があります。
大きく分けると在来種(せとなみ、いそなみ、岡山3号など)、ひのみどり、夕凪(ゆうなぎ)ひのはるかと言う品種があります。

在来種(せとなみ、いそなみ、岡山3号)

簡単に言いますと昔からある品種。
茎が太く丈夫なのが特徴ですがひのみどりに比べて若干粗雑な感じがあります。

夕凪(ゆうなぎ)

「沖縄太イS1」と「いそなみ」を人口交配により育成された品種。平成19年に登録されました。沖縄のい草の遺伝子を持ち合わせているため丈夫でガッチリした印象。い草が太く肉厚な印象ですがやや荒い感じ。

ひのみどり(有明3号)

ひのみどりの中にも「ひのさやか」、「ひのさくら」、「ひのさやさ」に分類されます。茎が細く根元まで青々として畳表に織り上げるときめ細やかで仕上がりが美しい。反面、い草が細いため在来種等に比べて若干い草表面が弱く摩耗しやすい。

ひのはるか

平成19年に登録された新しい品種です。い草の茎は「ひのみどり」と「夕凪」の中間くらいの太さ。「ひのみどり」の良いところを継承した新品種といった感じです。草はきめ細やかできれいですが柔らかい印象があります。

畳表は上記のような品種がありますがどの品種にも一長一短があり、品種だけで良い品質とは言い難いです。
また、同じ品種でも泥染めする「泥土(せんど)」や農家さんの栽培管理等によっても品質は変わってきます。
当店でも品種はあくまでも参考として考慮しながらより良い品質の物を仕入れるようにしています。

い草品種 畳製品シール

広島県で栽培している、高級品種。「備後畳」(当店では取扱いがございます)

備後畳いぐさ主要品種

1.せとなみ(いぐさ農林5号)

昭和38年に農林省放射線育種場において、生育中の「あさなぎ」の株にコバルト60による総線量68KFRのガンマー線を照射、以後広島県立農業試験場い草試験地で各種の検定と選抜を続け、成績優秀なため昭和57年6月にいぐさ農林5号に登録、「せとなみ」と命名された。
「あさなぎ」に比べて茎長が長く、茎数も多く、着花が極めて少ない。中細種に属し、太さはよく揃い、乾茎の色調は鮮やかで、茎室はしなやかである。畳表の品質はこれまで最良と言われていた「あさなぎ」よりも更に良好で、美麗である。

2.いそなみ(いぐさ農林3号)

昭和36年に、広島県立農業試験場い草試験地で熊本県の「文政在来」を取り寄せ、以来栄養系分離法により選抜育成し、成績優良なため、昭和45年にいぐさ農林3号に登録、「いそなみ」と命名された。
「あさなぎ」に比べて茎の伸長良好で、多収。「あさなぎ」より茎はやや太いが、乾茎の色沢が良く、着花も少なく、畳表の品質は良好である。地域適応性が広く、「あさなぎ」より寒地にも適応する。

3.あさなぎ(いぐさ農林2号)

昭和25年に、農林省西条農事改良実験所瀬戸試験地(昭和26年に広島県立農業試験場東部支場と改称)において、熊本県の「千丁在来」を取り寄せ、以来栄養系分離法により選抜育成し、成績優良と認められて、昭和37年にいぐさ農林2号に登録、「あさなぎ」と命名された。
分げつ型で、茎の伸長はやや劣るが、茎数は多い。収量は「いそなみ」より少ないが、中細種で色沢並びに茎の太さの斉一度は良く、着花が少なく、畳表の品質は良好である。