沖縄特産のい草で作り上げた「琉球表」を使用したものが琉球畳です。
琉球表は普通のい草と違い断面が三角状になっていることと、泥染めをせずに乾燥させて織るという特徴があり、非常に耐久性が高いという理由で江戸時代頃から商家の店先や農家の居間など使われてきました。
最近ではリフォーム関連の雑誌やTV番組などで、見た目の美しさやモダンなテイストを気軽に味わえるということから人気の高いものとなっています。
琉球畳の人気は、い草の強度が高いため縁なしで作れることと、目の向きを変えて敷き詰めると市松模様に見えることによるものでしょう。
ただし、琉球表は供給量が極端に少ないため、お値段がこれまた、非常に高いです。
上の写真は琉球畳の雰囲気をリーズナブルに楽しめることで人気の目積表を使用した畳です。(普通の畳に比べると、それでも結構割高です)
3. 畳表の折る部分を水かぬるま湯で湿らせます。
4. 寸法の基準となる所に包丁等で折り目をつけます。
5 .畳の寸法に合わせて表を折り曲げます。
6.7. 逢着します。
6. い草が真っ直ぐとうるように、なおかつシワなどでないように表を張りなおして逢着して完成です。